お願いのしかた(基本の考え方)
1. なぜ工夫が必要なのか
『すぐこた』(AI)にそのまま文章を入れると、答えが毎回ちがったり、思ったのとズレた返事が返ってきたりします。
お願いには工夫が必要です。
下記を意識して伝えることで、答えが安定して欲しい形で返ってきます。
- 何をしてほしいか(目的)
- 誰に向けて伝えるのか(対象)
- どんな形で答えてほしいか(形式)
2. 工夫のポイントは3つ
お願いするときは、この3つをそろえると回答が安定します。
- 目的
- 翻訳してほしい
- 要約してほしい
- 丁寧に言いかえてほしい
→「何をしてほしいのか」を伝える。
- 対象
- 小学生向けに
- 保護者向けに
- ビジネスの人向けに
→「誰に向けて伝えるのか」を指定する。
- 形式
- 1行で
- 2行で
- 会話の形で
→「どんな形で答えてほしいか」を決める。
👉 この「お願いのしかた」を意識するだけで、『すぐこた』が使いやすくなります。
『すぐこた』が得意な使い方
翻訳(英⇄日 ほか)
日本語の文を、自然な英語にしてほしいとき。
入力内容
(日本語の文)
===
上記を英語に翻訳して(1行で)
会話の練習として、日本語のせりふを英語にしてほしいとき。
入力内容
A:「(日本語のせりふ1)」
B:「(日本語のせりふ2)」
===
上記を英語に翻訳して(2行で)
解説
知らない言葉や表現を、やさしく説明してほしいとき。
入力内容
(知りたい言葉など)
===
上記の意味を初心者向けにわかりやすく教えて。
言い換え
同じ内容を別の表現に直してほしいとき。
入力内容
(日本語の文)
===
上記を別の言い方に直して(1行で)
丁寧化
案内文やお知らせを、丁寧な言葉に直してほしいとき。
入力内容
タスク
保護者に伝える簡潔な案内を丁寧に書いてください。
制約(厳守)
1文でまとめること
伝えたい内容:
明日の集合は8時、公民館前に集合、筆記用具持参
『すぐこた』が不得意なこと
1つの答えが決まっている問題
たとえば「12×15の答え」や「日本で最初の元号」のように、ただ1つの正解しかないものは間違えることがあります。
👉 工夫:正解を求めるのではなく、「考え方の説明」や「背景の理解」に使う。
今のニュースや最新情報を調べること
『すぐこた』はインターネットにつながっていないので、最新のニュースや相場などを直接調べることはできません。
👉 工夫:「どうやって調べればいいか」を聞いて、自分で確認するときの助けにする。
専門的な判断が必要なこと
病気や薬のこと、法律の相談、お金の投資の判断などは専門家にしかできません。
👉 工夫:「説明をわかりやすく整理する」用途にとどめ、最終判断は必ず人が行う。
まとめ
お願いのしかた(基本の考え方)
「目的」「対象」「形式」をそろえると、答えが安定して欲しい形で返ってくる。
得意なこと
翻訳(英⇄日)、解説、言い換え、丁寧化など。
不得意なこと
1つの答えが決まっている問題(計算・年号など)
今のニュースや最新情報を調べること
専門的な判断(医療・法律・投資など)
→ 工夫して使う or 人が確認するのが前提。
得意・不得意を知り、便利に活用しましょう!
コメント